概要
30代 女性
病名:発達障害
結果:障害厚生年金3級
依頼者の状況
Tさんは、現在35歳で幼少期から自分の予定通りにならないと感情が不安定になり何かに八つ当たりしていました。
その後、成長して社会人になり仕事をするようになると、人との会話についていけない時があったり、発言内容によっては自分勝手と思われたり、人に誤解を受けやすくなり会社を転々とする日々で安定して仕事を続けることができませんでした。
そのため一度病院に行き診察を受けた結果、医師より「発達障害」と診断されました。
その後も人と上手くコミュニケーションを取ることができず何回も会社を転々とし続けていたため親の経済的援助がないと日常生活を過すことが難しい日々を過ごしていました。
しかし、その援助をしていた親も高齢のため会社を退職することになり援助を受けられなくなったため、インターネットで経済的支援を受けられる制度を探していた際に障害年金の制度を知りました。
そして自分の症状でも障害年金の申請ができるのかどうか相談したいと思い、多摩・八王子障害年金相談センターに問い合わせしました。
受任から受給まで
相談者の依頼を受けて面談しヒヤリングした結果、Tさんは生まれつき物覚えが悪く幼少期から忘れ物が酷かったとのことでした。
また、物事の優先順位をつけることが苦手で、自分なりには優先順位をとりながら行動しても緊張して突然頭が真っ白になり思うように行動できなくなるとのことでした。
とりわけ特に対人関係に苦労しており、上手く職場の同僚とコミュニケーションがとることができないことから仕事が長続きせず、安定した社会生活を送ることができない状況が伺えました。
そのため発達障害により就労生活に一定の支障をきたしているものと判断し書類を揃えて申請した結果、障害厚生年金3級を受給するに至りました。
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小野 勝俊
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