概要
40代 男性
病名:僧帽弁閉鎖不全症
結果:障害厚生年金3級
依頼者の状況
Aさんは、現在43歳で会社の健康診断で心雑音を指摘され、精密検査を受けるように指示されました。
その後、自宅近くにある総合病院で精密検査を受けて経過観察も含めて定期的に通院するように指示されたため月に1回の頻度で通院するようになりました。
そのような日々を過す中で、通院して3年ほど経過したある日、勤務中にお客様に荷物を運ぼうと歩いている際に突然、意識を失い歩道で卒倒しました。
偶然近くを通りかかった人が倒れているAさんを発見し意識がないこと確認したためAさんに心臓マッサージの処置を行った後、119番通報し近くの救命救急センターへ搬送されました。
救急搬送されたAさんは救急集中治療室で治療を受け、診断の結果、僧帽弁閉鎖不全症と診断され、そのまま入院治療となり入院期間中に大動脈弁下狭窄切除及び除細動器(ICD)植込み手術を行いました。
退院時には主治医からは、再発予防のため今後は日常生活も含め激しい運動をしないように指示を受けました。
Aさんの仕事は宅配ドライバーで毎日荷物の搬出や配達を行うことから今後も仕事を続けることは難しいと考えたため仕事を退職しました。
仕事を辞めたことから収入がなくなり経済的負担が増したことから市役所に相談したところ障害年金の制度を教えてもらい必要書類を渡されました。
しかし、書類を見てもどのように手続きすれば良いのか分からなかったため、インターネットで検索した多摩・八王子障害年金相談センターへ問合せをして相談することにしました。
受任から受給まで
Aさんと面談を行い症状や通院歴をヒヤリングしたところ、初診から3年ほど経過して除細動器(ICD)の植込み手術を行っており激しい運動を病気を再発する恐れもあり身体を使った仕事ができず就労生活に制限がある状態でした。
そのため、体力的に肉体労働は困難な状態であることから障害厚生年金3級相当に該当するものと判断し、申請書類を揃えて申請した結果、無事に障害厚生年金3級を受給することができました。
脳疾患・心疾患
- 感染性内膜炎(人工弁置換)で障害厚生年金3級を受給した事例
- 僧帽弁閉鎖不全症で障害厚生年金3級を受給した事例
- 脳出血で障害厚生年金2級を受給した事例
- 脳梗塞による機能障害で障害厚生年金2級を受給した事例
- 心室細動で障害厚生年金3級を受給した事例
小野 勝俊
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