概要
40代 男性
病名:1型糖尿病
結果:障害厚生年金3級
依頼者の状況
Kさんは、現在42歳で平成30年9月頃から勤務中に体調不良になることが多く仕事が終わると倦怠感が酷く自宅に帰ると食事もせずベッドに横になる日が多く続いていました。
そのような日々が続いていたため自宅近くにある内科の病院で診察を受け血液検査を行った結果、血糖値とHbA1c値が基準値を超えており、食生活の乱れや身体機能には異常がないことから主治医から1型糖尿病と診断されました。
その後、糖尿病専門の病院に転医し治療を続けてインスリン療法を開始したものの血糖コントロールが上手くいかず日中も疲れやすかったり喉の渇きが酷く仕事も集中できない状態で休日は自宅から外出する気力も湧かない状態が続いたため仕事を退職しました。
現在は月に1回の頻度で病院に行き1日4回のインスリンの投与を行ってますが血糖値は不安定で主治医から
は将来的にはインスリンポンプ療法も検討しなければならないと言われています。
そのような日々を過す中で、病状を考慮しながら再就職に向けて就労移行支援施設に通所している中で障害年金の制度を知り、自分で障害年金の手続きをすることは難しいと判断し担当の支援スタッフの紹介で多摩・八王子障害年金相談センターに問合せをして申請手続きのサポートをお願いすることにしました。
受任から受給まで
面談時に病状をヒヤリングすると共に面談時には病院の受診時に受けた血液検査を持ってくるようにして頂きました。
血液検査を拝見すると、現在の空腹時又は随時血清Cペプチド値が 0.1ng/mL 未満であり、主治医と面談し労働能力を伺った結果、体力的に肉体労働は困難な状態との話しであったため障害厚生年金3級相当に該当するものと判断し、申請書類を揃えて申請した結果、無事に障害厚生年金3級を受給することができました。
腎疾患・人工透析
小野 勝俊
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