突発性進行性感音難聴で障害厚生年金3級を受給した事例(60代 女性)

概要

60代 女性

病名:突発性進行性感音難聴

結果:障害厚生年金3級

依頼者の状況

Sさんは、現在61歳で25歳の時に聴力が衰え、日中に耳鳴りや音がどこから聞こえているのか分からなかったり話している相手が何と言ったのか聞き返すことが多くなったため自宅近くの病院を受診し精密検査を行った結果、突発性進行性感音難聴と診断されました。

診断後に主治医からは治療方法がないと言われたため補聴器をつけながら日常生活を過してきました。

そして月日が経過し55歳の時に住まいの市役所で障害者手帳を申請した際に障害年金の制度を教えてもらい自分の症状で障害年金が申請できるか相談したいと考え多摩・八王子障害年金相談センターに問合せをしました。

受任から受給まで

Sさん及びSさんの夫と面談しヒヤリングした結果、Sさんは、直近の聴力検査を見ると右耳の平均純音聴力レベル値が82デシベルで左耳の平均純音聴力レベル値が87デシベルと聴覚障害の3級相当の障害認定基準である両耳の平均純音聴力レベル値が70デシベル以上であったため障害等級3級相当の障害の程度に該当することが判明しました。

しかし、初診年月日は昭和55年頃と40年以上前であったため病院には既に診療録がなく初診年月日の証明が作成が困難な状態でした。

そこでS様が昭和55年当時に病院を受診し、突発性進行性感音難聴と診断を受けた事を知っている友人や知人に初診日に関する第三者からの申立書を作成してもらうように提案すると共に医師に現症日の診断書を作成してもらい書類を揃えて申請した結果、障害厚生年金3級を受給するに至りました。


視覚障害・聴覚障害

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小野 勝俊

初めまして、多摩・八王子障害年金相談センターを運営する「多摩ヒューマンサポート社会保険労務士事務所」の代表 小野勝俊と申します。 当事務所に相談することで、お客様の悩みが少しでも解決するよう私が精一杯サポート致します。 障害年金を受給し、新しい未来が築くことができるように一緒に頑張っていきましょう。