概要
30代 女性
病名:間質性肺炎
結果:障害厚生年金3級
依頼者の状況
Yさんは現在35歳で、仕事中に突然息苦しくなったため会社を早退し、そのまま自宅近くの病院に受診しました。レントゲン検査を行ったところ胸部レントゲンでは肺が縮小し、肺の下側がうっすら白くなっていました。検査結果を見て医師から間質性肺炎の可能性を指摘され総合病院で精密検査を受けるように指示されました。
その後、総合病院で精密検査を行ったところ肺胞の壁(間質)に線維化が発覚し突発性間質性肺炎と診断されました。Yさんは何か治療方法はないかと主治医に尋ねたところ主治医からは特発性肺線維症はこれまで有効な治療法がなく、酸素が欠乏する段階になると自宅で酸素を投与する在宅酸素療法を行うくらいであると言われました。そのため、Yさんは24時間在宅酸素療法を受けることにより会社に出勤することができず仕事を続けられないことから会社を退職しました。
そのような日々を過ごす中で、何か国の支援制度はないかとインターネットを検索した際に障害年金の制度を知り、自分も受給できるのではないかと思い多摩・八王子障害年金相談センターに問い合わせをしました。
受任から受給まで
ご本人の自宅で面談しヒヤリングした結果、現在も自宅からほとんど出られず階段もゆっくり上ったとしても息が上がってしまい歩ける範囲がとても限られており週に数回は動作に伴う咳や呼吸困難を発症するため日常生活が不便に感じているとのことでした。
また家事についても自分で掃除をしようとすると部屋に塵や埃がでてしまい発作が起きてしまうため、Yさんの代わりに家事のほとんどを夫が行っているとのことでした。
そのため掃除や洗濯などの家事や買い物しに外出することなど基本的な日常生活に障害の影響が及ぼしており自力で外出が不可能な状態と判断できたため障害年金の受給できる可能性がある旨を伝え、書類を揃えて申請した結果、障害厚生年金2級を受給するに至りました。
呼吸器疾患・その他
小野 勝俊
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