概要
40代 男性
病名:右眼網膜剥離
結果:障害手当金
依頼者の状況
Yさんは現在47歳で、43歳の頃から瞬きした際に右眼が見えづらくなりました。
数日経っても右眼が見えにくい状態だったため、もともとメガネを使用していたのもありメガネの度数が合わな
くなったものと思い、メガネの検査で利用していた自宅近くにある眼科を受診することにしました。
眼科を受診し、視力や視野などの検査を行った結果、主治医から右眼に網膜剥離の疑いあると認められ入院治療が必要な状態である旨を告げられ、大学病院を紹介されました。
紹介先の大学病院で右眼網膜剥離と診断され、治療のため網膜復位術を行った結果、網膜剥離は治癒したものの黄斑萎縮のためメガネを書けても右眼の視力は0.1以下と視力は回復しませんでした。
当時の病状としては、右眼の視力が低下したため細かい作業ができなくなり、作業が難しい場合には職場の同僚に代わって作業を行ってもらっていました。
その後、眼科で治療を続けましたが症状は回復せず左眼と右眼の視力に大きな差があるため物が常に二重に見えたり注意しないと階段や大きな段差のある箇所で躓くことがあります。
また仕事上では、細かな作業や不慣れな作業ができないため同僚に作業を援助してもらっており、日常生活においても自動車の運転などは遠近感が失われているため今まで以上に注意しながら運転しなければならず体調の悪い時には妻に運転を代わってもらっている状態でした。
そのような日々を過す中で、何か障害者に対する援助の制度はないかとインターネットで検索した際に障害年金の制度を知り、片目の視力が0.1以下であったため障害手当金の認定基準に該当するのではないかと考え、障害手当金の申請を代わりに行ってもらおうと考え多摩・八王子 障害年金相談センターに問い合わせをしました。
受任から受給まで
Yさんと面談し視力検査の結果を見せてもらった結果、右眼の視力が0.1以下と確認できたたため障害手当金の認定基準に該当するものと判断し、Yさんに障害手当金の受給できる可能性がある旨を伝え保険者である共済組合に書類を揃えて申請した結果、無事に障害手当金を受給するに至りました。

小野 勝俊

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