概要
20代 女性
病名:統合失調症
結果:障害基礎年金2級
依頼者の状況
Aさんは現在23歳で20歳の夏頃に当時勤務していたアルバイト先の店長から教わっていない仕事をやらされたりお客様のいる前で罵声を受けるなどパワハラを受けるようになりました。
その後、ストレスや対人関係で悩むようになり生きるのが嫌になり次第に被害妄想が強くなってリストカットをするようになりました。
その様子を見ていた家族から身体を心配されて病院を受診するように勧められ自宅近くにある精神科のクリニックを受診した結果、主治医から統合失調症と診断されました。
その後は、定期的に病院を受診し医師から処方された薬を飲んで治療に努めていましたが、病状は回復せず一進一退の状況が続き主治医からは症状悪化を防ぐ意味でも就労はしばらく控えるように指示されました。
そのような日々を過す中で、何か障害者に対する援助の制度はないかとインターネットで検索した際に障害年金の制度を知り、自分の症状で障害年金がもらえるどうか相談したいと思い多摩・八王子 障害年金相談センターに問い合わせ相談することにしました。
受任から受給まで
Aさんと面談し症状を伺った結果、統合失調症の症状特有である被害妄想が酷く希死念慮も現われていたことから医師から就労を止められており日常生活の多くを家族の援助を受けながら過していたため障害等級2級の認定基準に該当するものと判断し、Aさんに障害年金の受給できる可能性がある旨を伝えました。
またAさんから障害年金の他に何か受けられる福祉サービスはないかと相談されたため、精神疾患の患者の医療負担が軽減される自立支援制度や障害者雇用をはじめ様々な自治体の福祉サービスを受けられる精神障害者保健福祉手帳の制度を説明しました。
そして主治医に診断書の依頼を行い書類を揃えて障害年金と併せて障害者手帳及び自立支援制度の申請を行った結果、無事に障害基礎年金2級の認定と精神障害者保健福祉手帳、自立支援医療受給者証を取得することができました。
小野 勝俊
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